こんにちは!武田塾新札幌校の服部です。
この記事では、北海学園大学の生命工学科、社会環境工学科(環境情報)の数学入試の傾向・対策方法について解説していきます。
北海学園大学を志望している方は、ぜひ参考にしてください!
目次
1.どんな問題が出るの?
2.大問1,2の対策方法
3. 大問3,4,5の対策方法
4.最後に
1.どんな問題が出るの?
北園大学の生命科学科の数学は、例年大問3題(必修2題、選択3題から1つ)の60分で、
数ⅠA、数ⅡB、(数Ⅲ)から出題されます。
※数Ⅲは選択問題で選択可
対象となる学部は、生命工学科、社会環境工学(環境情報)です。
基本的には標準的で基本レベルの問題が多いため、得点は取りやすいです。
特に必須問題は、センター試験の大問1と変わらないレベルのため、得点を稼ぎたいところです。
内容としては、必須問題(大問1,2)は3問程度バラバラに集合問題が出題されます。
選択問題(大問3,4,5)は北大と同じように小問で2-3問ほどに分けて段階的に解かせる出題形式となっています。
以下では、対策方法についてお話していきます!
2.大問1,2の対策方法
・大問1の形式、傾向は?
大問1では小問集合形式で出題されます。
大問1では、数と式、二次関数、データの分析などの基本レベルの問題が出題されます。
・大問1の難易度は?
展開や因数分解のみを行う問題や、二次関数の最小値や値の範囲を求めるもの、データの値の範囲を読み取る問題などセンター試験の大問1を解けるレベルなら余裕をもって解ける問題が多いです。
・大問1で高得点を取るには?
大問1に限らず、北海学園大学の問題で高得点を取るには、基礎をしっかり固めておくことが大切です。
そのためには、「直接書き込むやさしい数学ノート」を繰り返し解き、一目見て解法が思い浮かぶくらい完璧に理解するのがおすすめです。
・大問2の形式、傾向は?
大問2も大問1と同様に小問集合形式で出題されます。
大問2では、数と式、二次関数などの大問1より少し難易度の高めのレベルの問題が出題されます。
・大問2の難易度は?
logを使った指数関数の問題や、sinを用いた三角関数の問題、二次関数の値の範囲を求めるものなど、センター試験の大問1を解けるレベルなら解けるであろう問題が多いです。
しかし、年により出題される範囲が変動しやすいので、広く基本を押さえておく必要があります。
・大問2で高得点を取るには?
まず、センター試験の大問1の序盤で出てくる小問集合レベルは解けるようにしておく必要があります。
対策は、大問1同様まずは「直接書き込むやさしい数学ノート」を完璧に仕上げること。
それから、「数学基礎問題精講」をある程度解けるようにしておきましょう。
3.大問3,4,5の対策方法
・大問3の形式、傾向は?
大問3は微積分(もしくはそのどちらか)が出題されています。
数Ⅲの範囲が含まれるため、選択には注意が必要です。
・大問3の難易度は?
年により、法線と接線や放物線で囲われた部分の面積を求める問題など、微積分の中で幅広く出題されています。また、回転体など数Ⅲの範囲から出題されることもあり、比較的難易度は高めです。
・大問3で高得点を取るには?
数Ⅲを含む基礎問題精講をしっかりといておけば対応できるレベルであると思われます。
捻った内容ではなく、基礎問精講に出てくる問題に似た問題が出題されるのであまり気張る必要はありません。
また、選択問題であるため、数Ⅲは避けることができるので問題ありません。
・大問4の形式、傾向は?
大問4は確立分野の問題が出題されます。
・大問4の難易度は?
赤玉の問題など、(3)の問題文の書き方が少し複雑に見えるかもしれないが、センター試験とあまり変わらないレベルの問題が出題されます。
・大問4で高得点を取るには?
基礎問題精講をやりこんでおけば対応できるレベルです。
・大問5の形式、傾向は?
大問5は数列の問題が出題されます。
・大問5の難易度は?
センター試験と同じくらいか、センターの(3)よりは少し簡単なレベルの問題が出題される。
・大問5で高得点を取るには?
基礎問題精講をしっかり解けるようにしておくと、対応できるレベルである。
最後に
しっかり基礎を固めたら、あとは実践して形式に慣れていきましょう。
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記事は以上となります。
いかがでしたでしょうか。北海学園大学を目指す受験生の皆さんのお力になれたなら幸いです。
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